2022年9月16日~18日、京都市の国立京都国際会館(Webとのハイブリット)にて
「持続可能な社会を創る作業療法」をテーマに、第56回日本作業療法学会が開催されました.
田平研究室からの演題を以下に紹介します.
【一般演題】
・田平 隆行教授:「高齢者の趣味活動およびその満足度と主観的認知障害との関連」
・池田 由里子先生:「地域在住高齢者の視線行動と認知機能、生活行為の関連性」
・丸田 道雄先生(客員研究員):「地域在住高齢者におけるアパシーとフレイルとの関連」
・韓 侊煕先生(客員研究員):「地域在住高齢者における社会的フレイルと心の理論との関連」
・中村 篤先生(客員研究員):「胎児性水俣病患者の嚥下障害に対する神経筋電気刺激による介入を行った一例」
・下木原 俊先生(D2):「地域在住認知症高齢者における行動症状に関連するADLの詳細なプロセスの検討 ~生活行為工程分析表(PADA-D)を用いた横断的調査~」
・久村 悠祐先生(研究協力者):「急性期がん患者にカナダ作業遂行測定と終末期がん患者に対する作業療法士の実践自己評価尺度を用いた取り組み」
・日高 雄磨先生(研究協力者):「地域在住高齢者における墓参り行動の満足度とうつ傾向との関連」
・赤﨑 義彦先生(研究協力者):「地域在住高齢者における主観的記憶障害(SMC)と重要な活動の満足度との関連」
【企画セミナー Review Circle on Rehabilitation for Dementia (RCRD)】
・丸田 道雄先生(客員研究員):「臨床と研究をつなぐ認知症作業療法 ~地域で実践し続けるための臨床と研究~」
1日目は大阪公立大学の田中寛之先生を司会に、長崎大学の丸田道雄先生(当研究室客員研究員)、札幌医科大学の横山和樹先生を講師に迎え、Review Circle on Rehabilitation for Dementia(RCRD)の企画セミナーが開催されました.セミナー後は、現地で参加されたRCRDの先生方と実際にお会いし、写真撮影を行いました.
私自身、初めての対面での学会参加でした.先生方と実際にお話をする中で、対面学会ならではの緊張感を感じることができました.また、様々な先生方の取り組みや研究成果を拝見し、刺激をもらうことができました.今学会で感じたことを忘れず、今後の臨床や研究に取り組んでいきたいと思います.
(文責:垂水中央病院 赤﨑 義彦)