Title: Smartphone Proficiency in Community-Dwelling Older Adults is Associated With Higher-Level Competence and Physical Function: A Population-Based Age-Specific Cross-Sectional Study
Author: Suguru Shimokihara, Takayuki Tabira, Michio Maruta, Hyuma Makizako, Gwanghee Han, Yuriko Ikeda, Taishiro Kamasaki, Yoshihiko Akasaki, Yuma Hidaka, Yusuke Kumura, Wataru Kukizaki, Rena Nakahara, Shuto Matsunaga, Leiya Medina, Takuro Kubozono, and Mitsuru Ohishi
【論文紹介】
この論文では,高齢者のスマートフォン習熟度に関連する各健康関連アウトカムを検討しました.
スマートフォン習熟度は年代が高くなるにつれ低下し,使用しているアプリケーションもごく基本的な機能であることが示唆されました.
スマートフォン習熟度には,JST版活動能力指標・握力・歩行速度といった因子が有意に関連することが分かりました(本文Figure 3).
高齢者の健康を支援していく際には,スマートフォン習熟度にも着目した包括的な支援の必要性が示唆されました.
筆頭著者:下木原 俊
(札幌医科大学保健医療学部作業療法学科 特別研究員/学振PD)